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溺れるまでしたい

第2章 好きな人


「ちょっと、サツキ大丈夫なのぉ?めっちゃ血出てんじゃん」


その声でお互いに動きが止まってしまった。

しまった。

翔先生が出て行った後、鍵かけない事に気づく。


「いったぁーい!」

「この消毒絶対シミるやつだよね」

「ゆっくりしてよね!」

「もぉサツキはドジなんだからー」

「だってー」


そんな声にあたしはビクビクしてた。

もしこのカーテンを開けられたらと思うと。

全裸の2人がセックスしてる最中だなんて。。

しかも傑のおちんちんがあたしの中に入ったまま。


「んあっ、」


思わず出してしまった。

傑があたしの乳首をコロコロしたせいで。

そんな傑を見ると、おもしろそうにクスリと笑った。


そして、あたしを今度はベッドに寝かせたと思うと、ゆっくりと動き出した。


「あ、」


漏れる声に、あたしは激しく何度も首を振る。

だめ、ダメだって、今は動かないで。


そう目で訴えても傑は楽しそうに腰を振った。

両手で自分の口を押さえる。

必死に我慢するあたしに傑は口角をあげてあたしに顔を近づけた。


「声出せよ」


首を振るあたしのクリを何度も撫でる。

マンコの中に傑のモノがはいってるだけでもイキそうになるのに、更にクリを弄られると壊れそうになる。

そっちにいる誰かにこの行為を見られてしまったら大騒ぎになってしまう。


「ねぇ、ガーゼしとくよね?」

「うん。まだ血でてるし」

「絆創膏じゃちいさいかぁ〜。もぉアンタはどんな転け方してんだよ」

「だってぇ〜」

「ねぇ、サツキ、それよかさぁ〜傑先輩のことはどーなったの?」


その声で思わず傑を見てしまった。

だけど、そんなのどうでもいいって感じで傑はあたしにキスをする。


「どーもないよぉ」

「好きなんでしょ?」

「好きだけどぉ」

「告りなよ。ま、先輩のこと好きな女はいっぱいいるけどさ」


あはは。と笑う女の声。


「だよねー」


そんな会話を耳にしながら、思わず納得してしまった。

傑の事が好きな人はいっぱいいる。

それを聞いて何故か不安になってしまった。

もしかして、他にもしてる?

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