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溺れるまでしたい

第3章 もっと触れてよ


「んじゃ、放課後、交差点の所の公園で」


そう言われて放課後。

あたしは公園で傑を待ってた。


しばらくすると傑の姿が見えた途端、何故かドキドキし始める。

なんでかわからないこの胸の音に、息をゴクリ飲んだ。


「あゆちゃん、お待たせ」


傑はニコッと頬を緩めあたりを見渡した。


「どーする?ここでする?」

「えっ、」


思わず声をあげてしまった。

周りを見ると、色んな子供達に学生がワイワイ遊んでいる。


「って、冗談」

「もぉ、、」


クスクス笑って、歩く傑に着いていった。

繁華街にあるラブホテル。

入った瞬間、傑はベッドに腰掛けた。


「俺としてない間、アイツとしてた?」


アイツと言うのは翔先生の事だろう。


「うん」

「へー…、気持ちよかったの?」

「うん。でもなんか物足りなくて、傑じゃなきゃやっぱダメで」

「何それ。俺とのセックスにハマったってこと?」

「うん、そうみたい。傑のほうが気持ちいいの。傑とのエッチが忘れられなくて」

「エロいねーあゆは。で?俺を思い出してオナニーでもしたのかよ」

「…っ、」


当たってるからこそ言えなかった。

傑を思い浮かべてオナニーだなんて。

恥ずかしすぎて言えない。


だけど、そんなあたしに傑は笑みを浮かべた。

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