溺れるまでしたい
第4章 止められない性欲
「ねぇ、あゆ?今から買い物付き合ってよ」
放課後。
亜美がそう言ってきた。
「うん、いいけど、どこ行くの?」
「ひみつー」
そう言った亜美にあたしは着いて行った。
ほんとは買い物よりセックスがしたかった。
正直、あのセックスの日から1週間していない。
生理がきてしまったせいで、エッチすら出来なくて、終わった今じゃ、SEXがしたくてたまらなかった。
だけど、亜美の誘いも断れない。
着いた場所はランジェリーショップ。
こんなにもいっぱい種類があるランジェリーショプははじめてきた。
亜美、こんなところ知ってたんだ。
「あ、ねぇ、ねぇアユ?これアユに似合いそうだよ」
ニコニコしながら亜美はあたしに下着を差し出す。
真っ赤な花が散らばったブラジャーに赤のTバック。
「えっ、あたしTバックなんて履いた事ないよ」
「履いたらやみつきになるよ」
「亜美、Tバックなの?」
「もちろん。あゆもこれにしなよ。傑、喜ぶよ」
クスリと笑った亜美に思わず目が泳いだ。
「…え?」
「見ちゃったんだよねぇ。この前、ホテルから2人出てくる所」
ニヤニヤしながらあたしを見てくる亜美は何故か楽しそうだった。