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「あ、えっと、、」


言葉に詰まるあたしに、亜美は笑みを崩さない。


「傑とセックスしたんでしょ？」

「え、あ、…うん」

「好きなの？傑のこと」

「…うん」


思わず言ってしまった。

ただ、あたしは傑とのセックスが好き。

翔先生と付き合ってるのは亜美は知らない。

そんな事、言えるわけがない。


「そっかー、そうだったんだ。言ってくれればよかったのに。あ、でも傑って、彼女いるよね？」

「え？」


亜美、知ってるの？

なんて思った。


「梨花先生と付き合ってなかったっけ？」

「亜美、知ってるんだ」

「前から知ってるよ。梨花先生、綺麗だもんねぇ」

「うん」

「で。彼女いるのに、なんで傑はあゆとSEXしてんの？」

「……」

「ま、どーでもいいけどぉ。傑は昔っから色んな女としてるからさぁ」

「そか。そうなんだ」

「顔がいいからって、すぐ女寄ってくるからさ」

「……」

「って、なーに落ち込んでんの？別に傑が好きだったらSEXすりゃいいじゃん。で、あゆはこれ絶対似合うから！」


さっき渡してきた真っ赤な下着。

あたしは言われるがままその下着を購入した。