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愛は、楽しく

第1章 愛は、楽しく

         7

 わたし、なんだか楽しくなって、勉さんが、こんどはなにをしてくれるのかと思いました。
 なんと、勉さんのあれが、すこし戻るのです。
 ほんのすこしだけ戻るのですが、わたしは、勉さん戻らないでと言いたくなりました。
 勉さんが、わたしを見て、ニコッと笑いました。
 「菜緒ちゃん
  いま
  私のあれが
  戻ってほしくないと
  思っただろ」
 「うん」
 「どうして
  戻ったと
  思う?」
 「わたしが
  痛くないように
  かな?」
 「50点」
 「えーっ」
 「ほら
  もう
  私のあれが
  菜緒ちゃんの
  あそこの中に
  全部
  入っているよ」
 「ほんとだ
  いつのまに」
 「戻った
  はずなのにね」
 まさに、意識のマジックです。
 でもそのおかげで、わたしは、すこしも痛くありませんでした。
 勉さんのあれが、わたしのあそこの中に、入ってくれているんです。
 嬉しい。

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