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僕らのStoryline

第8章 青い宝石の行方


なんやかんやあって、俺たちは付き合うことになった。

「ふっかさぁーん!!」

名前のない関係だったから、イライラしたり、
不安になったりすると思っていたけど。

名前がついたら、ついたでやっぱり、俺はイライラするし不安になる。

顔に出さないように、態度に出さないようにしたいけど。

「しょっぴー?どうしたの?」

「あぁ?」

うちのグループの最年少はよく周りを見てる。

「怖い顔~」

と、俺の頬を両手で挟んできた。

「変な顔~」

キャハハハと甲高い声をあげて。

そんなことをしていたら、ふっかがこうじと楽屋を出ていった。

どこへ行くんだろう?

「もう!全然遊んでくれないっ!」

なんの反応もしない俺にラウールは佐久間のところへ行った。

「なべ」

振り返るとふっかがいた。

「なんだよ」

「なに?不機嫌?」

ニヤニヤしながら、俺の隣に座ってきた。
ムカつくな、この顔。

「別に…どこ行ってたんだよ」

「ん?」

「さっき、こうじと出て行ったろ」

「…そっか…」

「え?」

「いや、なんでもない」

ふっかは変わらずニヤニヤしてる。

「何でもなくねーだろ」





「気になる?」

「…見てねぇしっ!!!こうじ!こうじ!」

恥ずかしくて立ち上がる。

「なんや大きな声だして」

「行くぞ!」

「顔、赤いで?」




End.





あとがき

翔太くんのお誕生日に、と思って書いていたのだかど。阿部ちゃんのお誕生日も終わってしまった。
ちょっと、バタバタしてて。

ふかなべ。いいよね。
セフレから恋人になるって。
きっと実生活ではないよね。だって、セフレだもん。私はふっかさんが、翔太くんのことを「なべ」って呼ぶのが好きなんですね。
だから、あえて何度も「なべ」って出しました!
タイトルは、CMをしてくれているおやつから出しました!
次は阿部ちゃん!

・日記を非公開にしました。


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