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ヌードモデル詩織の個人撮影

第2章 ポーズする裸

服を着たまま、ひとりでバスルームへ入った私。

予想通りの大きな浴槽だが、まずはシャワー。

脱衣所も広い。

服を脱ぐところも撮影していいはずなのに、彼は権利を放棄した。
ひとりで脱いでいく。

大きな鏡があり、ショーツだけを残した私が映っている。

見られる覚悟で選んだ白いショーツだったのに……。

すべてを脱ぎ去って、彼のリクエスト通り、バスタオル一枚でバスルームを出た。

ソファに寝そべる彼は一枚も脱いでいない。

見てごらん、と彼が示したのは、丸見えの脱衣所!?

あの鏡はハーフミラーだったのだ。

部屋の壁の不自然な場所にカーテンがあるな、と思っていたけど、
それを静かに開けると、丸見え──

ここはさすがに怒るところだろう。

「失楽園」にも、知らないうちにお尻を鏡で見られていたヒロインが怒るシーンがあった。

だまされたなら怒っていいはず。

でも、彼が素早く私をお姫さま抱っこしてしまった。

バスタオルが乱れ、怒りは一瞬だけ羞恥に置き換わった。

いったんベッドに降ろされ、完全なヌードにされて、ほぐされるような愛撫が始まった。

たちまち幸福感が満たしていった。

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