ヌードモデル詩織の個人撮影
第2章 ポーズする裸
▽
全裸の肌に優しい愛撫が与えられ、魔法のように心が穏やかになるのがわかった。
自然にセックスがしたくなる。
でも、まだ。
もっと見せなければならない。
▽
ヘアの写らない清純な構図が撮りたいという。
私は、ヘアどころか性器も肛門も完全無修正でさらすヌードモデルなのに。
とりあえず、ベッドに仰臥し、左膝(カメラ側になったから)を立てた。
これで隠れたと思っていたら、わずかに見えるとカメラマンが言うから、私は左脚全体を完全に右側に倒した。
早くもお尻がフレームに入ってくる。
そして、指示のままに、磔(はりつけ)のように両腕を大きく広げた。
私を会心の形にし、フラッシュを遠慮なくお尻に浴びせるカメラマン。
それは当然のように真上からの照射に変わり、全身が記録されていく。
犠牲者という言葉がふさわしいような、全裸の女だった。
それでも、私は誇らしく、また嬉しかった。
▽
次は椅子を使っての撮影となった。
ただし正常な座りかたではない。
まるで、ずり落ちる途中のようだ。
全裸の肌に優しい愛撫が与えられ、魔法のように心が穏やかになるのがわかった。
自然にセックスがしたくなる。
でも、まだ。
もっと見せなければならない。
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ヘアの写らない清純な構図が撮りたいという。
私は、ヘアどころか性器も肛門も完全無修正でさらすヌードモデルなのに。
とりあえず、ベッドに仰臥し、左膝(カメラ側になったから)を立てた。
これで隠れたと思っていたら、わずかに見えるとカメラマンが言うから、私は左脚全体を完全に右側に倒した。
早くもお尻がフレームに入ってくる。
そして、指示のままに、磔(はりつけ)のように両腕を大きく広げた。
私を会心の形にし、フラッシュを遠慮なくお尻に浴びせるカメラマン。
それは当然のように真上からの照射に変わり、全身が記録されていく。
犠牲者という言葉がふさわしいような、全裸の女だった。
それでも、私は誇らしく、また嬉しかった。
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次は椅子を使っての撮影となった。
ただし正常な座りかたではない。
まるで、ずり落ちる途中のようだ。