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ヌードモデル詩織の個人撮影

第2章 ポーズする裸

肩甲骨は低い位置で背もたれについているが、お尻は完全に座面を通りすぎ、空中に浮いている。

ひとつ間違えば、とてもだらしない構図となる。

それに陰部が無防備すぎる。
目的に反している。

彼からは、ショーツを用いるか布をかけるかの提案があり、
私は後者を選んだ。

フラッシュが光った。

一発で意図した写真が撮れたのだろう、
私は反転して顎を背もたれの上に載せるように指示された。

ここで腰布を外され、私の裸体は、直線に伸ばした姿勢と、崩れ落ちたような姿態の両方を試された。

どちらもお尻丸出しでいやらしさのレベルは変わらなかったが、カメラマンは直線が気に入ったようだ。

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