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体力を消耗した姿勢のあと、ベッドで短い休憩をとった。

全裸にシーツ。アフターセックスみたいだった。
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次のポーズは絶対アトリエではしない、正常位そのものだった。

私の知る限り、これが載っているポーズブックは一冊しかない──ＡＶ女優がモデルの一冊。

形もそのものだが、表情まで「ソレ」だった。

ヌードにせよコスチュームにせよ、モデルは無表情がデフォルトのはずなのに。

シーツに仰向けで寝かされた私は、足を開いた──というよりは股を開いた、というのが正しい。

破瓜の苦痛を軽減するためには、いっそのこと大きく開いたほうがいいという噂もあるが、
処女にそこまでの羞恥を与えておきながら、痛みを散らせられなかったとなれば最悪だ。

羞恥の迎撃姿勢をとる前に、一気に貫かれた私の初体験はまだ幸せだったと思う。
呼吸ができなくなるほどの激痛は忘れられないが、
苦痛の時間は短かった。