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妄想警察

第1章 オタ失格、言語道断の推しシコ

子供の頃に悪いことをしてこっぴどく怒られて泣きながら寝た次の朝の朝食のように涙の味しかしない。

どんよりと落ち込んだ浜本哲郎が車を運転できる状態まで落ち着くのはチェックアウトの時間の寸前であった。

浜本哲郎が推している神5の中には中学生、小学生の混成ユニットもいる。
次の休日にはその中学生、小学生たちのライブがある。今度は自分の街の街中だから車は使わないで出かけられる。

汚れを知らない中学生や小学生の前では汚れを知らない清純な自分でいたいという愚かな思いと大切な推しさんをオカズにしてしまった懺悔から浜本哲郎は一週間オナニーをしないで禁欲した。

無理な禁欲は欲望を溜め込んで、挙げ句に先日のような取り返しのつかないことをしてしまうというのに全く学習能力のない男である。

第一、どんなに取り繕ったところで汚れまくりの浜本哲郎が中学生や小学生の前で清純な自分でいることは不可能だし、カノジョたちだって幼いながらも本当は清純なんかじゃないことは気づいているだろうに、本当に愚かな男である。

このライブの衣装はワンピースっぽい衣装で体への密着度も高く形のいいお尻や膨らみ始めのおっぱいの形が浮かびあがっていてたまらない。

いたいけな中学生や小学生を妄想の中とはいえ汚すのは許されない、汚ちゃダメだとカノジョたちをオカズにするのは断固やめようと何度も誓うのだが、禁断の世界でカイカンを味わいたいという欲望がいとも簡単に誓いを押し流す。

齢七十にしてお盛んだった徳川家康様の最後の側室は十二歳。とんだロリコンだと思うが、そこは人のことは言えない。
戦国時代のおなごは十二にもなると側室になったり嫁いだりしていた。

だとすると中学生のメンバーさんはセーフだと全く身勝手な考えが頭の中に浮かんでくる。いや、小学生のメンバーさんともヤリたいと身勝手さはエスカレートしていく。

ああ、早く帰ってカノジョたちでシコりたいという思いと、ダメだ、絶対にダメだ。今度こそ本当に人間失格、消えた方がいい最低のヤツになってしまうんだぞという天使と悪魔の葛藤に苦しみながら浜本哲郎は街を歩く。

街を歩いていると前方から2人組の婦人警官が歩いてきた。
メチャ可愛いし、制服には形のいいおっぱいの膨らみが浮かびあがっているし、何よりミニスカだ。
ミニスカポリス、たまりまへんなぁ。


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