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妄想警察

第1章 オタ失格、言語道断の推しシコ

明日は神5のイベントは何もなく、推しさんのイベントとしてはこのライブだけなので片道100㌔を下道で走ってプチ遠征をすることに決めたのだ。

初めて推しさんの本拠地まで行くのは何だか初めてカノジョの家に行くようなワクワク感とドキドキ感がある。

毎年新曲のキャンペーンで来てくれる時は30分のステージが1部2部と2回であるが、本拠地でのライブはたっぷり90分というお得感がある。

ライブは大盛り上りで、終演後の物販特典会。
浜本哲郎は基本箱推しなので、特定の人には偏らないようにメンバー全員にまんべんなく行くようにしている。

いつもは新曲キャンペーンなのでCDをゲットして特典会に参加しているのだが、そうでない通常のライブの時は推しメンの所に並んでチェキを撮ったりグッズをゲットしてサインをもらうようなスタイルで物販特典会は進行する。

ランダムプロマイドが1枚500円なので、2人からプロマイドをゲットすることにした。
経済的にそんなに余裕がないので1回の物販では1000円から多くて2000円までと決めているのだ。

このアイドルグループは10人もいるので、まだ全員には回れていないのが哀しいところでもある。

今回は、おっぱいが大きくてライブの時におっぱいがプルプル揺れていた2人のメンバーの所におっぱいに吸い寄せられるように行った。
その様子はまるで蜜に吸い寄せられるように飛んでいく昆虫のようである。

ライブ中に揺れるおっぱいに注目するような推しさんをエロ目線で見るようなヤツは最低だと自己嫌悪を感じていたが、それでも目の前で揺れるおっぱいの誘惑には勝てなかった。

そして物販特典会に行くメンバーをまさかおっぱいで選ぶなんて信じられないと更に自己嫌悪に陥りながらもおっぱいに吸い寄せられてしまった自分がいた。

まずはひとり目の巨乳ちゃん。
おっぱいばかりに注目してしまったことに罪悪感がいっぱいで、まるで悪いことをした子供が母親や先生に叱られに行くような心境であり、心の中ではもう土下座をしていた。

そんな浜本哲郎の様子を見て巨乳ちゃんがクスクスと笑ったので、おっぱいに注目していたことがバレたのではとドキドキしたが、「いつもありがとう。ついにここまで来てくれたか~、遠かったでしょ」と言ってくれた。

個別に会うのは初めてなのに覚えてくれた感激はこの上ない。

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