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妄想警察

第1章 オタ失格、言語道断の推しシコ

プロマイドをゲットすると、うおお~、なんと胸の谷間が露出しているプロマイドを引き当てた。

プロマイド1枚が500円。某アイドルさんは3枚が1000円なのでそれに比べると高いような気もするが、某アイドルさんは1000円で特典券1枚なので、同じ1000円でも2人のところに行けるこちらの方がお得かなとちょっとセコイ算段もしていたのだが、こんな谷間が拝める写真が500円とはもう破格過ぎる。

とりあえず股間が膨らんだりすることもなく無事にサインをいただいてお宝のプロマイドをバッグにしまった拍子にピンコラときた~💦

推しさんの前でならなくてよかった。何とか気を鎮めてもうひとりの巨乳ちゃんのところへ。
この巨乳ちゃんもクスクスと笑ったのでまさか股間がと思ったけど勃っている感触はない。
鎮まっているうちに早く終わらせないとと思ったら、

「いつも最前で大きな声援をありがとう。振りコピもありがとう」と言ってくれた。

直接お話するのは初めてなのにちゃんと覚えていてくれたばかりか、よく見てくれていて感謝感激この上ない。

プロマイドをゲットすると、うおお~っ、今度は水着で前屈みになっているので、巨乳は重力で少し垂れているわ、谷間もばっちりだわのたまらない写真を引き当てた。
これで500円は本当に破格過ぎる。

サインを書いている間中ずっと遠くから来てくれたことへの労いと初めて本拠地に来てくれたのが嬉しいと言ってくれた。
なんて、なんていいコなんだ。

股間がアバレ出すこともなく無事に特典会は終了したが、車に向かう時にはもうギンギンの大勃起だった。

このまま便所に駆け込んでシコシコしたい衝動に駈られたが、そんなもったいないドピュンはしたくないと思い留まった。
男は女と違って一発勝負である。その貴重な一発をそんなふうに使えるワケもない。

それに写真とはいえ推しさんを便所に連れ込んで事をいたしたとなると便所でセックスをしたというワイドショーを騒がせた最低の芸人より劣悪な男になってしまう。

しかし股間には欲望が逆流する。
それをガマンして安全運転。興奮した女のコみたいにガマン汁で下着がびしょびしょなのが自分でも分かる。

この状態で下道で100㌔はキツい。いっそ高速に乗って帰ろうかと思ったら開店サービスで泊3千円というラブホテルを見つけた。

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