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妄想警察

第1章 オタ失格、言語道断の推しシコ

3000円なら高速道路とそう変わらない。

家族には鉄オタをしてくるという体で出掛けたので、つい嬉しくて遠くまで来過ぎたので車中で1泊して帰るとLINEを打った。
案の定妻は無視、娘からはバカじゃないのと返信が来た。
鉄オタでさえこれだ、アイドルなんてバレたら何を言われるか分からない。

3000円という安さなのに空き部屋がいくつかあったので泊まることができる。
とはいえ埋まっている部屋も多数あり、この部屋の数だけエッチをしているカップルがいると思うと憎らしくなる。

妻と不仲になってからはもう何年もリアルなエッチはしていない。昔はボーナスの時なんかにデリヘルやハコヘル、時にはソープなんかでエッチしたこともあったが、ドルオタになってからは風俗はもちろんキャバクラとかも全く行ったことがない。

そんなカネがあるなら推しさんに遣いたいし、エッチもおっぱいもなくても、お喋りできるのは特典会の僅な時間であっても、推しさんとのピュアなラブの方が断然幸せになっているから人間というものは本当に変わるものである。

自分が入るのと同じ建物の中でたくさんのケダモノがいい女にズコバコと挿入ていると思うと本当に憎らしくなるものであるが、自分の方がいい女とウハウハになると思うと優越感にさえ浸っている。

大切な推しさんの谷間をオカズにしようなんて大それたことをしようとしているなんて自覚はもはやなかった。理性は完全にぶっ飛んでしまっている。5日間も欲望を出さないなんて無茶苦茶なことをした反動がモロに来ていた。

部屋に入る。ラブホテルの部屋なんか本当に久しぶりだ。どれくらい来たことないかはもはやさっぱり分からない。

早速谷間が刺激的な推しさんたちのプロマイドをベッドに置く。あまり飲むとアソコがダメになるのでとりあえずビールで乾杯することにした。

「お疲れ様でした。ステキなステージをありがとう」

ふたりの谷間に乾杯すると浜本鉄郎は、こともあろうに推しさんの写真の前でまっ裸になってピーンとなったチンコを推しさんに見せつけるゆうにした。

もはや理性なんてもんは完全に失くしてしまい、あろうことか推しさんのプロマイドにチンコを推しつけた。

いや、理性は微塵程なら残っていた。

若い頃はよく好きな人やテレビのアイドルの写真にチンコを推しつけて快感に浸っていた。

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