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「…お疲れ様です。ガールさん、ギャルさん。

実はお2人のお耳に入れておきたい話があるのですが、今でよろしいでしょうか？」

「うん、うちは大丈夫だよママ。話って何？」

「私も平気。聞かせて、マミー。」

するとインラチマミーは言葉を選びながら、衝撃の事実を告げる。

「…その。上手く角が立たない様にお伝えする事が出来るか分かりませんが、少し前にレディーさんが自らの正体を明かされたのです。

カメラの前でインラリバースをして。

何かお考えがあっての行動かもしれませんが、もう個人情報も広くネット上に載せられています。」

「嘘！マジっ!?」

「そんな！ヒロインが人前で変身を解くなんてっ!!それは普通クライマックスの方までとっておくものじゃない!?」

「…出たよ、ガル姉さんの特撮論。」

「マミー！今レディーは何処にいるのか分かるっ!?」

「しばらくしたら、こちらの基地へ戻られる様です。」

「分かった！私もすぐに帰るわっ!!」

そう言うとインラチガールはフラフラと立ち上がり、はるか上空へと飛び立った。

「うちはもう少ししてから行くー。」