
だから愛して 「改訂版」
第1章 だから愛して 「改訂版」
43
一週間後、わたしはまた、智さんの家にお泊まりしました。
両親は、わたしに泊まるような友達ができて嬉しいと喜んでくれました。
きょうは夕方に、智さんの家に行きました。
智さんは、きのうわたしがリクエストしていました、お好み焼きの準備をしてくれていました。
ホースを伸ばして、テーブルにガスコンロを置きまして、厚い鉄板を乗せました。
智さんの作ってくれるお好み焼きは、大阪風とは違っていました。
まず、溶いた小麦粉をお玉で鉄板に、丸く広げます。
その上に、モヤシ、豚肉、卵を乗せます。
そして、溶いた小麦粉をかけます。
焼けてきましたら、すこし大きなコテで返して押さえます。
もういちど返して、半分に折りたたみ、甘いソースを塗ります。
とっても、美味しいです。
二枚目は、わたしが作りました。
返すとき、破ってしまいました。
わたしは、キャーッと言って、ペタペタと叩いてなんかグチャグチャなお好み焼きにしてしまいました。
智さんもわたしも、大笑いです。
楽しい。
智さんは、わたしが失敗しても、すこしも嫌な顔をせずに、一緒になって笑ってくれます。
わたしは、そんな智さんが、ますます大好きになりました。
片付けも終わり、コーヒーを淹れてくれました。
智さんが、
「さやかちゃん
生理は
いつ終わったの?」
と聞いてきました。
わたしはびっくりして、突然なにを言うのかと思いました。
すこし、顔を強ばらせて、聞き返しました。
「どうして?」
「コンドームが
いるかどうか
知りたいの」
「そういうことか
あー
びっくりした」
「ごめんごめん
突然すぎたね」
「智さんは
嫌なことは
言わないと
思ってるから
なおさら
びっくり」
わかってみれば、わたしのからだ大切に思ってのことでした。
やっぱり、智さんは、優しい。
一週間後、わたしはまた、智さんの家にお泊まりしました。
両親は、わたしに泊まるような友達ができて嬉しいと喜んでくれました。
きょうは夕方に、智さんの家に行きました。
智さんは、きのうわたしがリクエストしていました、お好み焼きの準備をしてくれていました。
ホースを伸ばして、テーブルにガスコンロを置きまして、厚い鉄板を乗せました。
智さんの作ってくれるお好み焼きは、大阪風とは違っていました。
まず、溶いた小麦粉をお玉で鉄板に、丸く広げます。
その上に、モヤシ、豚肉、卵を乗せます。
そして、溶いた小麦粉をかけます。
焼けてきましたら、すこし大きなコテで返して押さえます。
もういちど返して、半分に折りたたみ、甘いソースを塗ります。
とっても、美味しいです。
二枚目は、わたしが作りました。
返すとき、破ってしまいました。
わたしは、キャーッと言って、ペタペタと叩いてなんかグチャグチャなお好み焼きにしてしまいました。
智さんもわたしも、大笑いです。
楽しい。
智さんは、わたしが失敗しても、すこしも嫌な顔をせずに、一緒になって笑ってくれます。
わたしは、そんな智さんが、ますます大好きになりました。
片付けも終わり、コーヒーを淹れてくれました。
智さんが、
「さやかちゃん
生理は
いつ終わったの?」
と聞いてきました。
わたしはびっくりして、突然なにを言うのかと思いました。
すこし、顔を強ばらせて、聞き返しました。
「どうして?」
「コンドームが
いるかどうか
知りたいの」
「そういうことか
あー
びっくりした」
「ごめんごめん
突然すぎたね」
「智さんは
嫌なことは
言わないと
思ってるから
なおさら
びっくり」
わかってみれば、わたしのからだ大切に思ってのことでした。
やっぱり、智さんは、優しい。
