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だから愛して 「改訂版」

第1章 だから愛して 「改訂版」

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 智さんもパジャマだけを着まして、
 「さやかちゃん
  抹茶を
点ててあげようか?」
 「あまり
  飲んだことが
  ないの」
 「飲みなれると
  美味しいよ」
 智さんが、抹茶を点ててくれました。
 抹茶は苦いものと思っていましたが、智さんが点ててくれたのは、そんなに苦くありませんでした。
 わたしが、抹茶を飲み終わりましたら、智さんも飲みたいと言って点てました。
 それから、一緒に二階に行きました。
 このさきも、すこし省略します。
 わたしが、クリトリスを舐めてもらって、気持ちよさにうっとりしているところまでは、まえにお話したのと同じです。
 優しく抱いてくれていた智さんが、わたしから離れました。
 後向きになって、コンドームを着けているみたいです。
 安全日なのに、わたしのからだを大切にしたいからと、コンドームを着けてくれるのです。
 どこまで、智さんは、優しいのでしょう。
 わたしは、コンドームを着けている智さんの背中に、抱きついていました。
 智さんは、振り向いて、にっこり笑って優しく抱いてくれました。
 それからゆっくりと、わたしを仰向けにしてくれまして、
 「さやかちゃん
  足を広げられる?」
 優しいけど、智さんはエッチです。
 恥ずかしくて、わたしは自分から、足を広げられません。
 わたし、黙っていました。
 「私が
  広げてやっても
  いい?」
 返事もできません。
 「そうか
  恥ずかしいよね
  黙って広げるのも
  よくないかと
  思ったんだけど」
 智さんは、そう言って、膝ですこしずつ、わたしの足を広げていきました。
 智さんが、あまり力をいれなくてすむように、わたし、ほとんど自分から足を広げました。

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