無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

この立ち鼎はもちろん立位でのセックスに使うポーズだ。

私と彼はほとんど立って交わることがないから、習得すればかなりの刺激になるだろう。

セパレートの黒いレオタード（幅広のビキニの水着に見える）を着たサナエさんは、満足そうに頷くと、ぴったりと体を合わせてきた。正面から抱かれ、互いの乳房の弾力を感じた。
刺激的なチェックだ。

これが彼となら、拡げられた股間に灼熱が押し入ってくるのだろうし、
腕で私の体を支える必要がないとわかったら、かわりに胸や背中や尻をまさぐるだろう。

いまの相手は女性だから表面だけのチェックだと油断していたら、
サナエさんの指がレオタードをかき分けて……恥部に触れてきた。

「ひゃうっ」

それは、次にいじめられる部位を予告する行為だったのだ──あとから思えば。
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