テキストサイズ

ヌードモデルがヨガを習うとこうなる…2…

第1章 レオタードでレッスン

次のポーズは「挺子(てこ)がかり」というそうだ。

形の説明は簡単で、仰向けに寝て、肩とふくらはぎの間を浮かせるというだけだが、お尻を空中にキープというのは結構辛かった。

ビジュアル的にも、かなり恥ずかしかった。

だって、今でもたまに、彼の手で最後のショーツを脱がされることがあるけど、その時の形とよく似ているから。

ただし、セックスのときは自然な流れであっという間だから、羞恥も疲労も感じるはずがないのだが、四十八手ともなれば、この体勢を保持しなければならないのだ。

しかも、サナエさんは、お尻に力を入れて、肛門と膣を締めろという。

それなら、お尻を下ろしてもよくない?

──許されなかった。
それでは「実戦」で役に立たないのだ。

「挺子がかり」はかなり特殊な体位で、男性の顔が女性の足の上にくるようにして、組み敷くのだ。

いやらしすぎる。
こんな形、ぜったい彼には秘密だ。

そして、サナエさんはまたしても、指を入れてきた。

締まり具合と濡れ具合。

同性によるチェックは容赦なかった。

「あ、あ、あん、ふぁっ、あん」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ