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ヌードモデルがヨガを習うとこうなる…2…

第2章 彼とレッスン

──こんな格好、ほんとに恥ずかしくないの?

これが愛撫の途中に彼が発した質問。

(スカートがめくれることが前提のテニスルックの私をなぶったときにも同じ質問があった気がする)

私が「恥ずかしいけど、見られて嬉しい」と答えると、
彼は愛撫の手を休めて、「見る」ことを始めた。

合意のうえでの視姦だ。

レオタードの、ただラインを忠実にわからせるという機能美の鑑賞が始まった。

最初にヌードモデルを志した時の「私の体を『美』ととらえてくれる」という高揚感を思い出そうと試みるものの、
それでも打ち消せない羞恥にさいなまれながら、乳首やパンティラインへの視線に耐えた。

──やがて、彼は下着一枚になり、私を抱え上げた。

私は床に立たされ、彼に抱き寄せられた。
右脚を掴まれて太腿を水平に近くさせられ、本来の「立ち鼎」の形が完成した。

自然な流れで造形が完成したことは驚きだった。

彼ががっしりと私の上体を支えてくれるから、私の右手はさらに右膝を引き揚げることができた。

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