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黙ってオレに抱かれろ

第8章 ビアルネスと・・・

窓の外が暗くなり始める

ビアルネスはシグマを咥えたまま途方に暮れていた



シグマはワインを飲み飲み
時折ビアルネスを弄び楽しんでいた


「キレイな乳房だな。オトコを誘う」


背中に腕を回し、もう片方の手で乳房を掴み
ツンと尖ったピンクを口に含み転がした


「イヤ!やめて」


チュク、チュク


ビアルネスの抵抗などものともせずに
愛撫の手を止めない


開いた親指と中指で二つの乳首を挟み揉みしだく

「あっ、ダメ」


背中に回した腕が頭をホールドして
濃厚なキスで蕩けさせる

口を覆われて、熱い舌がビアルネスの中をかき回す


「ん、んんっ、ん〜」


ビアルネスが火照っているのを肌で感じた

限界まで攻める姿勢を解かないシグマ

もがき始めた所で顔を離した


「ぶはぁ、はぁ、はぁ」

ビアルネスは涙目になって叫んだ

「バカバカバカ!大キライ!!」

それから、シクシク泣き出してしまった


「おじさま、おじさま」

「なぁ、オレじゃダメなのか?」

「ダメに決まってるでしょ!大キライなんだから」

「カラダの相性はイイと思うぜ」

「ゼンゼン良くない!」

「あんなに感じてたじゃねぇか」

「おじさまの方がもっと感じます!」

「・・・」

シグマはビアルネスをベッドに寝かせて再び正常位になる

腰を動かすとビアルネスが引っ張られるようにして動いた

「ビアルネス…それでもオレは」


クチュ、クチュ


結びが解けスラストが始まった

片脚を上げ、深く細かく突き上げる


「ハァ、アァ…」


シグマは頂点に向かう

深緑の瞳と目が合う

お互い見つめ合い視線を逸らさない


「フン!」

「フン!」

「フン!!」


ドピュ、ドピュ


ドクンドクンとペニスが脈打つ

熱い精液がビアルネスの中に注がれる


「ビアルネス、愛してる」

「アンタなんて大キライ」


ビアルネスの大きな瞳からボロボロ涙が溢れていた

◆◆
翌朝

「ぐっ、うぅっ」

ティオは激痛に襲われ目覚めた

「か、身体が…」

どうにか起き上がると、頭がズキズキした

「キモチワルイ」

「おじさま、おはよ〜」


背後からビアルネスの明るい声がした


ズキズキ


「頭が…イタタ」

「大丈夫?昨日、飲みすぎちゃったから」


ビアルネスは苦笑いで答えた

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