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黙ってオレに抱かれろ

第4章 ルネスとの再会

タクシーに乗って、2人は獅真のアパートメントに向かった。

(勢いで来ちゃったけど…)

シグマはウトウトと微睡んでいる。
しばらくするとタクシーは停車した。

カギを差し込みノブを下ろした。

「お邪魔しま〜す」

玄関のドアが閉まった瞬間、シグマは振り返りルネスを抱き寄せると口唇を重ね合わせた。

「んっ…シ、シグマ!?」

そのまま玄関先に崩折れるように重なり合う。
シグマの手は忙しなく動き、自分の服を脱ぎ捨てる。そして、ルネスの服に手をかけた。

鍛え上げられた筋肉が強引に求めてくる…

ルネスは歓喜に震えていた。身も心もシグマに犯されたがっていた。

「ビアルネスに会いに来たのに、私もモノにしたいなんて強欲ね」

「ルネス、お前もオレが欲しいんだろ? だったらそう言えよ」

「非道いオトコ」

深緑の瞳が鋭く笑っている。
ゾクゾクっと背中に電撃が走ったかと思えば既に挿入されていた。

「あぁん! 一気に奥まで届いちゃうの…スゴい…シグマでイッパイだわ」

腰を回して落ち着かせるとスラストを始めるた。

ゆっくり引き抜いて一気に突く
ゆっくり引き抜いて一気に奥まで突く!

「あん…あっ…あぁっ!」

ルネスは淫らに濡れ、大きな声で鳴いた。
シグマは見下ろしながら腰を打ち付ける。

パチュン、パチュン

「あっ、あっ、気持ちいい…あぁっ」

「素直で可愛いなルネス、オレを存分に味わえ」

「はぁん!」

ビクンビクン

ルネスに体が跳ねる。キュウゥゥゥっと締め付けられる。

「はは、イイぞ。喰い千切られそうだ」

上半身を隠す程の大きな乳房を掴み、ツンと尖った乳首を口に含み転がす

「イャン…くすぐったい」

全身で抱きついてシグマをホールドする

「そのまま踏ん張れよ」

体を起こしベッドに移動する。仰向けになりルネスは騎乗位になった。

「はぁん、イイ…気持ちいい…」

ルネスは腰を前後に揺らしてオーガズムを迎えると
倒れ込むようにして体を重ね合わせた

「シグマ………」

「愛している、ルネス」

「ダメ! そんなこと言わないで、優しくしないで」

「オレと一緒にイクか? オレの子を産んでくれ」

イヤイヤとカブリを振るルネス

「ごめんなさい、青い眼をした子は産めないわ」

「そうか」

深緑の瞳が寂しそうに揺れていた。

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