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くるみの初恋、高校教師。

第16章 初めてのデート


ポテトを取ろうとした時、タイミングよく先生も手を伸ばした。


「あ…」


先生と手が当たり、くるみは一瞬固まった。


すると先生がポテトをとり、そのままくるみの口に運んだ。


「ほら、あーん。」


言われるがまま口を開けたくるみだが、顔から火が吹きそうだった。


「どう?おいしい?」


コクっ…


くるみは顔を真っ赤にして頷いた。

一ノ瀬も満足気に、そしてうれしそうにポテトを頬張った。




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