
くるみの初恋、高校教師。
第17章 初めてのキス
"・・・くるみ..."
「...くるみ、、、くるみ〜。」
「んんっ〜...」
「お家ついたよ。起きて。」
「…先生?」
帰り道、くるみはいつの間にか眠ってしまっていた。
「あっ、わ、わたし寝ちゃってた?ごめんなさい!」
「なんで謝るの。遅くまで付き合わせたのは俺だから。
俺の方こそごめんな。くるみのことだから、どうせ昨日の夜もあんまり眠れてないだろ?疲れさせてごめんな。
でも、俺はくるみのかわいい寝顔見れてラッキーだったけどな。」
「もう、恥ずかしいからみないでよ〜…」
「なんでだよ〜。かわいかったぞ。くるみはどんな姿でもかわいいよ。」
先生はニコッと笑い、くるみの頭をぽんぽんした。
「さぁ、家戻るぞ。」
