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くるみの初恋、高校教師。

第20章 クリスマス


初めての先生の家。
緊張しながらゆっくりとドアを開いた。



「お邪魔します…」


「くるみ、待ってたよ。」


先生はすぐに出迎えてくれた。


「あれ?くるみお化粧した?なに、俺のためにおしゃれしてきてくれたの?」


「う、うん…へへっ。どうかな?」


「かわいいよ。」


一ノ瀬はくるみのおでこにキスした。



"やっぱり先生は気づくんだ。ちょっとしかしてないのに。そんな褒められると恥ずかしい…"



くるみは顔を赤くしながらリビングへ向かった。





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