
くるみの初恋、高校教師。
第20章 クリスマス
「わぁ〜すごい!全部美味しそう!」
ローストチキンにドリアにサラダ。
いろいろ乗ったクラッカーやクラムチャウダーも。どれも綺麗に盛りつけられていた。
「さぁ、くるみ座って。さっそく食べよう。」
先生はぶどうジュースを開けてワイングラスに注いでくれた。
「それじゃあ乾杯。」
「メリークリスマス、先生。」
くるみはジュースをゴクっと飲んだ。
「へへっ、なんか大人になった気分。」
「それお酒じゃなくてジュースだからな。お酒はくるみが20歳なったら一緒に飲もう。」
「わかってるよ〜。いただきま〜す!」
