
くるみの初恋、高校教師。
第22章 いよいよ…
「くるみ、そろそろベッド行こうか。」
「うん…」
2人は寝室に向かった。
先生の寝室はとてもモダンで大人な感じ。
あかりはオレンジ色の間接照明だけが灯され、モデルルームみたいな寝室。
「くるみ…おいで…」
ベッドに腰掛ける先生の横に、くるみもそっと腰掛けた。
ゴクっ…
いよいよだ…これから先生と…
くるみは小さく息をのんだ。
「そんな緊張しないで、リラックスして…」
一ノ瀬はそっとくるみを抱きしめて頭をなでた。
「くるみ。もしも途中で嫌だなとか思ったら、その時はちゃんと言うんだよ。無理しなくていいから、約束な…。」
そういって、一ノ瀬はゆっくりとキスをはじめた。
