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だけど社長の話しはそれだけは終わらなかった。


『……You達！……
軽井沢で1週間合宿して来てよ♥』

「……えっ、社長！……
今何て言ったんですか？Www」

「……だから！合宿だよ！……」

「あの、俺と紫耀の二人だけでですか？」

「……ああ、そうだよ♥……」


社長を見るとまた楽しそうに笑って居た。


……社長は一体何を考えてるんだ？……
100歩譲って二人でユニットは賛成したけど、
紫耀と二人だけで合宿？
サッパリ意味が解んねえWww


「……あの、何の為に？……」


今度は紫耀が社長に意見してた。


「……勿論！……二人の絆を深める為だよ♥」

「……はあ、絆ですか？……」


俺と紫耀はもう何年も前から一緒に、
居るからそれなりに絆も強いんだけどな。


「ユニットとなると当然キンプリとは、
違った仕事も増えて来る。今以上に、
二人の絆を深めるのは絶対必要だよ。」


俺は社長のその言葉を聞いてやっと、
理解した。そして納得した。


……まあ、軽井沢とか最高だしな♥……


「……紫耀……俺は納得したよ、紫耀は？」


すると紫耀は言葉の変わりに俺に、
右手を差し出して来た。


「……社長！宜しくお願いします！……」


「……よし！二人とも頑張ってくれ！……」


「……はい！……」


俺達は不安からやる気に変わって居た。