りさと3人のDoctors
第17章 オトナな同級生
家に帰ってもりさはどこか上の空で、夕食もぼーっとしながら食べていた。
「りささん…?どこか具合でも悪いですか?さっきからずっとぼーっとしていらして、今日はりささんの好きなオムライスなのに…。」
あまりにぼーっとして箸を進めないりさに、メイドは心配になって声をかけた。
「えっ?あ、いえ、大丈夫、なんでもないです。ちょっと考えごとをしてて…。いつもわたしの好きなものをありがとうございます。」
「それならいいのですが…。」
りさはそこからすぐにご飯を食べて部屋にこもった。