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「そして、最後の話だけど、りさが今してること、治療は決してエッチじゃないよ。処女膜閉鎖症、処女膜強靭症、ちゃんと名前のある症状で、しっかり治療をしなきゃいけないんだ。手術だってしたでしょ？」


「うん。」


「確かに、治療理由の一つには、将来りさが好きな人とスムーズにエッチできるようにってこともあるし、指を入れるというのはエッチと同じかもしれないけど、ちゃんとした治療だよ。

治療でほぐし続けないと、いつまでも処女膜は硬いままだし、場合によってはまた塞がっちゃう。

りさももしひとりでエッチしてたら、治療はいらないかもしれないけど…、りさはひとりでなんて、指入れたり怖くてできないでしょ？」


「うん…、できない…。」


「でも、やっぱり仮にひとりでエッチしたとしても、りさの今の状態ではちゃんと誰かにやってもらわないと、痛いし入れるのも難しいし、どちらにせよ上手くはいかないよ。

治療の説明した時、最終的にはりさが自分で機械を入れられるようにって言ったのは、つまりこういうことだったんだ。

治療が進んで、りさが処女膜が塞がらないようにひとりでほぐせるようになれば、今の治療はおしまい。でもそれまでは、先生たちと頑張らなきゃね。」