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りさと3人のDoctors

第20章 そして治療



治療室に入ると、りさはいつもどおりパンツを脱いでベッドに座り、タオルケットをしっかり被った。




「りさ?準備できてる?」


「はい。」




蒼が治療室に入ってきて、




「よし、そしたらベッド動かすよ。」




と、いつもどおりベッドが動き出し、いつもどおり手袋のパチパチする音も聞こえる。

意気揚々としていたものの、このベッドが動く感じと手袋の音は、いつもどおり、どうしても緊張と恐怖心を与える。


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