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「りさ、それじゃあ始めるね。まずは先週入ったところまで入れてみるよ。よし、力抜いて〜…」




蒼はゆっくりと指を沈めていった。




「んんっ……」


「りさ、どう？今痛い？」


「大丈夫…。」


「うん。じゃあもう少し奥いくよ。大きく息吐いてみて…」


「ふぅ〜…んっ…んんっ…ぃっ…。」


「りさ？痛い？」




痛かった。今までならここで痛いって泣き出してた。

でも、今日は頑張りたい。

りさはそう思って必死に耐えた。