りさと3人のDoctors
第23章 突然の高熱
ガチャッ___
「ごぅせんせぇ…。」
寝ていた豪はドアの音で目を覚ますと、身体をガクガク震わせてしゃがみ込むりさを見て飛び起きた。
「りさ!?」
「たすけて…、急にさむくて…、からだが痛いの…。はぁはぁ…」
りさのおでこに手を当てると、かなりの熱が出ているようだった。
「りさ、すごい熱だぞ…。すぐ病院連れて行ってやるからな。」
そう言うと、豪はりさの体を毛布で覆い、そのまま抱き上げて車に向かった。
豪はりさを助手席に乗せると、急いで病院へと車を走らせた。