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「あ、やばい。もうこんな時間じゃん。りささすがに寝なきゃダメだ。」


「えっ、ダメだよ、もうちょっと頑張らないと…。」


「だめだめ。ちょっと無理しすぎっ。りさの体が1番大事なんだからね？それに、こんだけ頑張ったんだからきっと大丈夫。」



蓮はりさの頭をぽんぽんした。



「にぃにはまだ勉強するくせに…。」


「俺は寝ないの慣れてるからいいの。医者はこんなもんだから。」


「じゃあわたしも医者になるもん。」


「なに言ってんの。ほら、意地張ってないで、蒼兄にも怒られるよ？」


「先生は今いないから怒られないもん。」