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りさと3人のDoctors

第33章 治療の時間



「よし、りさ終わりにしよう。ベッド戻すね。」



涙を流さない代わりに、りさは汗でびっしょりだった。



「りさこんな汗かいて…、痛いの我慢してた?」


「うぅん。だいじょうぶ…、頑張れば我慢できるくらいだったから。」



りさは蒼に笑顔で答えた。



「そうか…。何回も言ってるけど、あんまり痛いときは我慢しないで言っていいからな。つらくならない程度に頑張ればいいから。」


「うんわかった。でも、大丈夫だよ。」



りさはまた蒼に笑ってみせた。


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