りさと3人のDoctors
第33章 治療の時間
「ごめんな、りさ痛いね。まだ2本入れるのは難しいかな…。一回力抜いてごらん。」
蒼が一度指を抜くと、りさはふぅ〜っと息をはいた。
「もうちょっと入り口ほぐしていくから、少し痛いの我慢しような。」
そういうと、蒼は指を浅めに1本いれて、りさの入り口を広げるようにほぐしていった。
「んんっ…んっ………んんっ………」
さっき蒼に我慢がバレてしまったりさは、今度こそと涙も堪えて必死に耐えた。
「…んっ…ぃ…んんっ………」
時間は5分ほどだったが、りさには永遠と続く時間のように感じていた。