りさと3人のDoctors
第4章 深夜の発作
「りさ?横になれそう?」
「うん。」
身体を起こしていたりさは、再びベッドへ横になる。
「明日は学校休もうか。少しゆっくりして様子見よう。」
「もう治ったよ…」
「発作が続くといけないから、ね。まずは寝よう。」
「うん…。先生一緒にいて…?」
りさは小さい頃あまり親に甘えられなかったせいか、具合が悪くなったり不安になったりするとよく甘える。
「ここにいるよ。心配しなくていいから、ほら、目閉じて。」
蒼がりさの頭を撫でていると、りさはすぐ眠りについた。