りさと3人のDoctors
第5章 入院
コンコンコン___
「はぁ〜ぃ。」
お昼ごはんを食べ、少しウトウトしていたりさのところに豪がやってきた。
「りさ、気分悪いのか?」
「ううん。ごはん食べたらちょっと眠くなっただけ。先生は?」
「蒼はもう少ししたら来ると思うぞ。なーに、俺より蒼がよかったのかー?」
そう言って、豪はりさの頬をぷにっとつまんだ。
(…熱あるか?)
豪はりさの頬が熱いように感じたが、本人はケロっとした様子。
「そ、そんなことないけどっ。豪先生でもうれしい。」
「おいおい、でもってなんだー?まぁいいけど。お昼の薬ちゃんと飲んだか?」
「うん。」
「よし。じゃあもう少しゆっくりしてな。蒼来るまで寝ててもいいからな。」
「わかった。」
豪が部屋を出ると、りさは少しして眠りについた。