りさと3人のDoctors
第43章 楓とショッピング
_____土曜日
約束通り、楓はりさを連れてショッピングに出かけた。
いくつか雑貨やお洋服を見てまわった後、下着屋さんにやってきた。
「すみません、この子のサイズ測っていただけます?」
「はい。かしこまりました。」
楓は店員さんに頼んで、りさの胸のサイズを測ってもらった。
「そうですね〜、このトップとアンダーだと…、Dの65でちょうどですね。よろしければ、ご試着してみてくださいね。」
「ありがとうございます。ほらね、りさちゃん。Dだったでしょ?」
「わたし、そんなDもあるなんて知らなかった…。」
「とりあえず、いくつか試着してみましょう。そうね〜、このピンクのと、この白と…。」
楓はりさに似合いそうな下着を次々に選んでいく。
「あ、あとそこの赤のがいいわね!」
「あ、赤!?楓さん、赤はちょっとわたしには…。」
「あらそう…?じゃあ黒にしましょう!」
「えぇ!?」
戸惑うりさをよそに、楓はニコニコしながらりさを試着室へ連れて行った。