
りさと3人のDoctors
第48章 傷を負ったりさ
ビクッ!
「いやっ……」
蓮の指が入った瞬間、りさはまた体をビクッとさせて蒼の手をぎゅっと握った。
「りさ怖くないよ、力抜いてごらん。」
蒼はりさの頭に手を置いて声をかける。
「りさ〜、痛かったらすぐやめるから心配しなくていいよ。ふぅ〜ってしててごらん。」
「やだ…、こ、怖ぃっ…」
りさは指を入れられると事件のことを思い出してしまったようで、みるみるうちに目に涙が溢れ、声も怯えていた。
「りさ大丈夫だよ。先生のことみて?」
蒼はりさの意識を逸らすため自分の顔を見させるが、りさはパニック寸前だった。
「りさ、ちょっと力抜けるかな〜?ふぅ〜ってしてごらん。」
恐怖心で一気に力が入ってしまったりさの膣はきゅーっと蓮の指を締めつけていて、蓮も指を抜くに抜けない。
でもりさもそれどころではなさそうだった。
