りさと3人のDoctors
第48章 傷を負ったりさ
「う〜ん、難しいかな。そしたら、今から指抜くからちょっと一瞬だけ我慢してね〜、ごめんっ。」
「んぁっ…!」
力んで膣が締まっているせいで、指を抜くときに痛みが走ってしまった。
「はぁ、はぁ、うぅ…怖いよ…、ケホケホッ、助けて…」
パニックになったりさを蒼も蓮も必死で落ち着かせた。
「りさ、大丈夫大丈夫、先生の目見てて。」
「焦らなくていいからね、蒼兄みながらゆっくり呼吸に集中してごらん。」
「はぁ、はぁ…先生……ぐすん。」
「うん。大丈夫だよ、そうそう、落ち着いて。」
蒼の目も、声も、手も、すべてが優しく守ってくれるようで、そんな蒼を見つめているとりさは徐々に落ち着きを取り戻した。