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りさと3人のDoctors

第49章 治療がこわい



蓮「蒼兄、大丈夫…?相当ダメージ受けてるように見えるけど…?」



蒼はしばらく考えて、自分の気持ちを吐露した。



蒼「正直、りさの治療してると嫌われないか怖くて仕方ないんだ。痛いって泣かれると胸が苦しい。」


蓮「それはきっとりさも同じだろうね。今日もできなくて先生に嫌われちゃうって。」


蒼「あぁ。今日、言われたよ。"先生、わたしのこと嫌いになってない?"って…。そんなことりさに思わせたくないのにな。」


蓮「う〜ん。2人とも恋しちゃって…って言ってる場合じゃないよな…。ねぇ蒼兄、今度ちょっとりさと2人で話していい?」


蒼「あぁ、別に構わないけど。って、いちいち俺に許可取らなくても普通に今まで通りしたらいいだろ…。変な気遣うなよ。」


蓮「一応聞いとこうと思って。了解。じゃあ、今度家帰るときにりさと話すよ。」



蓮は珍しく自分の気持ちも素直に漏らす蒼の様子に、これはなんとかしなければと思っていた。


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