りさと3人のDoctors
第7章 りさの異変
そして、20時になり、2人は蓮の診察室にやってきた。
「いらっしゃい。」
「悪いな。急にお願いして。ほら、りさ。」
りさは蒼の白衣の裾をぎゅっと掴んで立っている。
「りさ〜。にぃにのこと怖いの?」
「にぃには怖くない…」
「じゃあ、こっちおいで。」
りさは蓮に手を引かれて椅子に座った。
「前に同じようにお腹痛くなったのはいつ頃だった?」
「うーんと…2ヶ月くらい前だったかな。」
「どの辺?どんなふうに痛い?」
りさは子宮の辺りに手を置く。
「ここらへんが、チクチクするような、ジンジンするような、ズーンとするような…。」
「うん、大丈夫だよ。ありがとう。じゃあ、今から診ていくから、パンツ脱いで奥のベッドに横になってくれる?」
「え…?なんで、パ、パンツ脱ぐの…?」
りさの頭はパニック状態。