りさと3人のDoctors
第54章 バスルームのハプニング
「あの黒の下着、あれは姉ちゃんの趣味だな。」
「おい、豪やめろ。なにも見てないことに…。」
「あんな落とし方してたら見たくなくても見えるだろ?蒼もちょっとドキッとしてただろうに。」
「俺は別に…。」
「りさは今ごろお風呂でパニクってるぞ?蒼の裸見ちゃうし下着見られちゃうし、想像するだけでおもしろい。はははっ。」
「りさを揶揄うな。もう、早く部屋戻れよ…。」
一方、お風呂の中では、もちろんりさがパニックになっていた。
(はぁ…、もう最悪だ…。先生の裸見ちゃうし、下着見られるし…。どうしよう。もう本当にやだ…。でも、先生の体、鍛えられててしなやかでかっこよかったな。忙しいのにいつ鍛えてるんだろう…。って今はドキドキしてる場合じゃない!下着見られたんだから…。黒の下着なんて引いてないかな…、嫌われたらどうしよう。あ〜もう〜…。)