りさと3人のDoctors
第68章 生理の相談
2、30分ほどして痛みがおさまってくると、りさはある相談をした。
「にぃに?あの、実は生理のことで相談があるの…。」
「りさが自分から話すなんてえらいね。どうしたの?」
「あのね、最近はあまりズレることなく毎月生理があるんだけど、このままいくと、センター試験に被っちゃいそうで…。」
「あ〜、そうかちょうど月の中頃だもんね。試験で集中できないのはたしかにかわいそうか…。そうだな、薬で生理日をズラす方法があるんだけどそれやってみる?」
「薬って点滴とかするの…?」
「ううん、大丈夫大丈夫。普通の飲み薬だよ。とりあえず、薬渡す時に詳しく説明してからどうするか決めようか。次の治療の時でいいから、終わったらにぃにの診察室おいで。」
「うん、わかった。」