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蒼「そろそろ行かないとな。じゃあ、最後にりさが頑張れるおまじない…。」



と言って、蒼はりさの唇にそっとキスをした。



「ん…っ！せ、先生…。」



りさは蓮も豪も見ている前で突然キスされて、恥ずかしさで顔を真っ赤にする。

チラッと豪と蓮の方を見ると、2人ともニヤニヤしていた。



「も、もう。先生のばか…。」


蒼「ん？なに？これで頑張れるでしょ？」



と言って、蒼はもう一度りさを抱きしめた。



豪「おーい、りさそろそろ行くぞ。」


「はい。じゃあね、先生、にぃに。いってきます。」


『いってらっしゃい。』



2人に見送られ、りさは豪と一緒に車で試験会場に向かった。