
りさと3人のDoctors
第76章 医者の卵
蒼「りさ?体壊したら元も子もないだろ?それに、こうして結局みんなに迷惑かけることになるんだから。」
「ごめんなさい…。」
五条「ははっ。それにしても、さすが蒼先生。吸入器持ち歩いてるなんて。白鳥は愛されてるな。」
「なっ!?ご、五条先生、そこまで知ってたんですか…。」
五条「もちろん。でも、今日は素敵な彼もお兄様もいてくれたからよかったけど、これからは無理しないように。できないことはできない。しんどい時はしんどいと必ず伝えること。この病院には、ちゃんとサポートしてくれる仲間しかいないから安心していい。医者であるには、まずは自分の体を大切にしなさい。」
「はい、五条先生…。」
五条「というわけで、白鳥は今日はもう上がって。家でゆっくり休んで、調子が良ければまた明日出勤してきてね。」
「わかりました…。」
