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りさと3人のDoctors

第16章 治療のはじまり



そして夕方、学校が終わったりさは、蒼の診察室に向かった。



コンコンコン___



「おぉ、りさ。おかえり。」


「ただいま。」


「疲れてない?大丈夫?」


「うん。大丈夫。」




ニコッと微笑むりさの目には、朝と同じ、不安の色が浮かんでいる。




「そしたら、まずは治療の説明をするんだけど…、蓮も呼ぶからちょっと待ってて。」


「うん。」


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