
蜃気楼の女
第21章 学園
「先生、さあ、お隣、よろしくてよ…… 」
ソファーに浅く座った櫻子は、片手で櫻子の隣のすぐ空いているスペースを手で示し、その場所へ座るよう学園長に促した。櫻子のナイスバディーに見とれていた学園長は、櫻子をまた改めてつま先から頭頂部に掛けて見つめた後、電灯にまとわりつく蛾のように、ゆらゆらとソファーに近づいた。学園長が隣に腰を下ろし、両手を自分の太ももの上に置いた。櫻子は学園長の片方の手の上に自分の片手を重ねた。すると、その手の上に、学園長の手が更に重ねてきて学園長が微笑みながら言った。
「若い人の手はすべすべでいいですね」
学園長は太ももに乗せてきた櫻子の手を両手で挟み込み固定してから自由を奪うと、慈しむようになでた。聖人君子と思っていた学園長らしからぬ行動に、櫻子は少し驚いた。
「先生、では、運命共同体と言うことでいいのかしら? 」
櫻子がそう言いながら、隣に座る学園長の顔を下からのぞき込む。所詮、こいつもあたしの体でふぬけ同然になるのだ。櫻子は学園長の本性を垣間見た思いだった。
「きみのような美人と、これから働けるなんて幸せです。ああ、もちろん、全権委譲はあなたのこれからの成果を見てからお願いします。当面は、学園長代行という肩書きでお願いします…… それにしても、こんな気持ちがこの年齢になった今も、まだ、自分にあったんだと思うと、うれしいです。ああ、体の芯からパワーがよみがえってくる気がします…… 」
学園長は櫻子の手をきつく握りながら、櫻子を見つめていた。櫻子は手を握られたら、速攻、押し倒され、ソファーの上でエッチをするのか、と思ったが、学園長はただ、櫻子の全身を何度となく見つめていた。櫻子は自分がそんなにも美しいのか、と思ってまんざらでもなかった。
ソファーに浅く座った櫻子は、片手で櫻子の隣のすぐ空いているスペースを手で示し、その場所へ座るよう学園長に促した。櫻子のナイスバディーに見とれていた学園長は、櫻子をまた改めてつま先から頭頂部に掛けて見つめた後、電灯にまとわりつく蛾のように、ゆらゆらとソファーに近づいた。学園長が隣に腰を下ろし、両手を自分の太ももの上に置いた。櫻子は学園長の片方の手の上に自分の片手を重ねた。すると、その手の上に、学園長の手が更に重ねてきて学園長が微笑みながら言った。
「若い人の手はすべすべでいいですね」
学園長は太ももに乗せてきた櫻子の手を両手で挟み込み固定してから自由を奪うと、慈しむようになでた。聖人君子と思っていた学園長らしからぬ行動に、櫻子は少し驚いた。
「先生、では、運命共同体と言うことでいいのかしら? 」
櫻子がそう言いながら、隣に座る学園長の顔を下からのぞき込む。所詮、こいつもあたしの体でふぬけ同然になるのだ。櫻子は学園長の本性を垣間見た思いだった。
「きみのような美人と、これから働けるなんて幸せです。ああ、もちろん、全権委譲はあなたのこれからの成果を見てからお願いします。当面は、学園長代行という肩書きでお願いします…… それにしても、こんな気持ちがこの年齢になった今も、まだ、自分にあったんだと思うと、うれしいです。ああ、体の芯からパワーがよみがえってくる気がします…… 」
学園長は櫻子の手をきつく握りながら、櫻子を見つめていた。櫻子は手を握られたら、速攻、押し倒され、ソファーの上でエッチをするのか、と思ったが、学園長はただ、櫻子の全身を何度となく見つめていた。櫻子は自分がそんなにも美しいのか、と思ってまんざらでもなかった。
