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蜃気楼の女

第8章 蜃気楼へのゲート

「アアアアーーーー 」
 安田はついにくわえられていた性器からナルミの口の中へ精液を勢いよく放出した。安田は何度も快感の波が訪れ、最後の波の後、安田の全身は小刻みなけいれんをした。ナルミは安田の激しい呼吸に合わせ、安田の性器の先端から精液を絞り出すように吸引した。柔らかくなっていた性器がその吸引によってまた固さを増していく。ナルミは口の中に広がった精液を、舌を回転させながらゆっくり味わった後、ゆっくり少しずつ飲み干していく。飲み干すという行為に興奮し、安田の体液を吸収したという現実を感じると、さらに興奮し、ちつが激しく収縮をした。安田の性器をくわえたまま、その場に脱力をして動きを止めたまま、ナルミもいっしょに体をけいれんさせた。ナルミはくわえていた安田の性器を口から外すと、安田の性器に頬を押しつけながら、絶頂を迎えた。安田もナルミも脱力状態だった。しかし、ナルミの意思とは関係はなく、ナルミのちつは興奮を感じ、さらなる収縮を繰り返した。ナルミはその快感を感じながら、脱力をした。半分開けた口から長い舌が飛び出して、安田の太ももの上に広がってピクピク動いて跳ねた。安田はナルミの舌の動きで、さらなる刺激に反応し、また射精してしまった。び薬の効果は強烈だった。ナルミによる舌技により安田の体のすべての感覚が鋭敏に開発されてしまった。疲れを知らず射精してしまう体の反応に、勤勉、実直だった安田はナルミのペットという情けない身分に成り下がってしまったことを実感した。安田はあまりの堕落した自分が恥ずかしくて、不甲斐なくて、気が遠くなりそうだった。

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